山の音
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生没年不詳
『山の音』(やまのおと)は、川端康成の長編小説。老いを自覚し、ふと耳にした「山の音」を死期の告知と怖れながら、息子の嫁に淡い恋情を抱く主人公の様々な夢想や心境、死者の夢を基調に、復員兵の息子の堕落、出戻りの娘など、家族間の心理的葛藤を鎌倉の美しい自然や風物と共に描いた作品。繊細冷静に捕えられた複雑な諸相の中、敗戦の傷跡が色濃く残る時代を背景に〈日本古来の悲しみ〉〈あはれな日本の美しさ〉が表現されている。 戦後日本文学の最高峰と評され、第7回(1954年度)野間文芸賞を受賞。川端の作家的評価を決定づけた作品として位置づけられている。 『山の音』は海外でも評価が高く、エドワード・サイデンステッカーの翻訳により1971年(昭和46年)に日本文学として初めて全米図書賞翻訳部門を受賞。2002年(平成14年)にはノルウェー・ブック・クラブ発表の「史上最高の文学100」に、近代日本の作品として唯一選出
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| 山の音 | |
|---|---|
| 訳題 | The Sound of the Mountain |
| 作者 | 川端康成 |
| 国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| ジャンル | 長編小説 |
| 発表形態 | 雑誌掲載 |
| 初出情報 | |
| 初出 |
「山の音」-『改造文藝』1949年9月号(第1巻第3号) 「日まはり」(のち「蝉の羽」)-『群像』1949年10月号・創作特輯号(第4巻第10号) 「雲の炎」-『新潮』1949年10月号・秋季小説特輯号(第46巻第10号) 「栗の実」-『世界春秋』1949年12月号(第1巻第2号) 「女の家」(のち「栗の実」続き)-『世界春秋』1950年1月号(第2巻第1号) 「島の夢」-『改造』1950年4月号(第31巻第4号) 「冬の桜」-『新潮』1950年5月号(第47巻第5号) 「朝の水」-『文學界』1951年10月号(第5巻第10号) 「夜の声」-『群像』1952年3月号(第7巻第3号) 「春の鐘」-『別册文藝春秋』1952年6月号(第28号) 「鳥の家」-『新潮』1952年10月号(第49巻第10号) 「傷の後」-『別冊文藝春秋』1952年12月号(第31号) 「都の苑」-『新潮』1953年1月号(第50巻第1号) 「雨の中」-『改造』1953年4月号(第34巻第4号) 「蚊の夢」(のち「蚊の群」)-『別冊文藝春秋』1953年4月号(第33号) 「蛇の卵」-『別冊文藝春秋』1953年10月号(第36号) 「鳩の音」(のち「秋の魚」)-『オール讀物』1954年4月号(第9巻第4号) |
| 刊本情報 | |
| 刊行 |
筑摩書房 1954年4月20日(限定版)装幀・題簽:山本丘人 筑摩書房 1954年6月25日(普及版)装幀:山本丘人 |
| 収録 |
『千羽鶴』筑摩書房 1952年2月10日(「冬の桜」まで) 『川端康成全集第8巻 千羽鶴・山の音』新潮社 1969年8月25日 |
| 受賞 | |
|
読売ベスト・スリー(1951年度) 芸術院賞(1951年度) 第7回野間文芸賞(1954年) | |
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