黄不動
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黄不動

生没年不詳

黄不動(きふどう)は、滋賀県大津市の園城寺(通称:三井寺)に秘仏として伝わる、全身が黄色の不動明王立像の仏画である。平安時代初期の9世紀の作で、国宝に指定されている。円珍が感得した像を描いたものとされる。三不動の一であり、別名、金色不動明王。公開されていない。 京都・曼殊院等に伝わる多くの模写像は磐座の上に立つが、本像は円珍が実際に感得した際のさまを表現しているため、虚空上に立つ姿を本紙いっぱいに描いている。また、背景も虚空の状景を表すため、何も描かれていない。不動明王を単独で描いた仏画としては現存最古の遺品である。天台宗寺門派最高の厳儀とされる伝法灌頂の受者しか拝することが許されない秘仏とされる。印刷物などへの掲載も厳しく制限されている。 円珍は、比叡山や渡唐上でこの黄不動に再三感得し、身の危険を救われたとされると種々の伝承に伝わるが、その根幹になったのは、円珍が没して11年後の延喜2年

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